炭酸が抜けるまでの日記

アラサーパート主婦のどうでも日記です。最終目標は安らかに暮らすことです。

自然は怖いねという話

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皆さまこんにちは。

お久しぶりです。

 

日々が平和だと、なかなかブログを書くのも難しいですね。

でも、「書かなくちゃ」という気持ちはずーっとあって、なにか話題はないかしらと思案しておりました。

 

あのね。

 

話題ってほどのものじゃないんですけどね。

久しぶりに感情が動いたので聞いて欲しい。

 

あのね、ここ数日、かなり熱中して「Wikipediaで読める怖い話」的なやつを読みまくっておりまして。

(例:三毛別熊事件、福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件)

 

その読んだ中でも特に「ドナー隊」のお話がめちゃめちゃ怖くて……。

でも、(不謹慎だと思うけど)なんだかすごく魅力的だったんです。

リンクを貼っておきますが、たくさんの人が死んで、人肉食が起きてますので苦手な方はご注意を。

 

 

ja.wikipedia.org

 

 ディズニーランドに、「開拓者コーナー」みたいな地区あるよね?

乾いた土、ネイティブアメリカン、アドベンチャー!みたいな地区。

私はあの辺を通るときには、「乾いた土、ネイティブアメリカン、アドベンチャー!」としか思っていなかったんだけど、これからは見る目が変わりそうです。

多分、「家畜を守れ。」とか、「小さな傷が命取りだ。」とか、そういうことを考えながら遊ぶことになるでしょう。

 

こういう怖い実話は、定期的に読みたくなってしまうのですが、改めて思うのは

「もう山には登らないぞ」ということ。笑

あと、「ちょっとでもヤバイと思ったら安全策をとろう」ということ。

今までかけてきた時間がもったいないとか、労力がもったいないとか、そんな雑念はとっとと捨てて、身の安全を第一に考えること。

 

 

やっぱね、山、怖いよね。

夜になると真っ暗だし。

 

大学生の時、高尾山に登ったことがある。

その日は前日から友人4、5人で遊んでいて、そのまま友人宅にみんなで泊まって、朝起きて思い付きで「高尾山に行こう!」ってなったんだったと思う。

私はぺったんこのバレエシューズだったし、別の女の子はヒールの靴を履いていたような?

とにもかくにも、超・超・超軽装で、しかも昼過ぎから登り始めた。

 

そしたらさあ、あっという間に夕方になって。

帰る頃には道が真っ暗になってしまった。

 

高尾山はかなり整備されているので、街灯のようなものがポツポツと設置されていたけど、それでもめちゃめちゃに暗かった。

 

普段、町で暮らしていると全然気が付けないことだった。まさか、夜の山がこんなに暗いとは。そして、夜がこんなに早くやってくるとは。

 

しかも私は運動音痴なので歩くのが遅い。暗いし怖い。夜来るの早い、私歩き遅い、怖い。

友人たちと一緒にいたから事態は深刻ではないはずなのに、「どこまでも暗い」という状況が心の底から怖くて、私はいまにも泣きそうだった。

で、怖がっている私をからかって、友人たちが「こいつ置いていっちゃおー!」と突然走り出した。

一瞬だけど、私は真っ暗の中にひとりぼっちになってしまった。

(といっても、友人とはほんの数メートルしか離れてない)

 

いやもう……ちょっとしたパニックになりましたよね。

普通に涙が出ました。

 

すぐに友人とは合流して、普通に家に帰ることができたんですが、下山中、ふと足元から目線を上げて、左右を見渡した時の、真っ黒な木々の集まり……そのどこかにきっと他の生き物がいるだろうという気配……あの神秘的で不気味で恐ろしい夜のことは忘れることができません。

 

色々と山を登る人がこれを読んだら、高尾山ごときで何を言っとるんだと馬鹿にするだろうと思うんですけど、ほんとに怖かったんだってーー!!

 

「山は登るな。どうしても上るなら朝から登れ」というのは、未来永劫語り継いでいきたいですね。

 

なんの話だ。

……おわり!