炭酸が抜けるまでの日記

アラサーパート主婦のどうでも日記です。最終目標は安らかに暮らすことです。

いろいろ知ろうと思う

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みなさまこんばんは。

お元気でお過ごしですか。

 

先日の「無職になった報告」を聞いて心配してくれた友人、どうもありがとう!

気にかけてもらって本当に嬉しかったです。

私は雇用先から契約終了を言い渡されてしまったわけなのですが、なんと、駐在先(雇用先とは別)の社員の人が新しい仕事を紹介してくださることになりました。すごい!

 

紹介してくれたその人は、私が別の会社へ派遣されるのだと思っていたそうで、「フリーになってしまうというのなら、ご紹介したいお仕事が……」と、わざわざ退職から2週間後に電話をかけてくれたのです。ありがたや、ありがたや。

希望していた在宅のお仕事ができそうでまずは一安心でございます。

(でも、実際に就労するのは数ヵ月先になりそう)

 

で、暇を持て余して本を読んでいたのですが、これがすごく面白くて……。

宇宙とか素粒子とかについてのお話です。「暗黒物質」は聞いたことあったけど、「暗黒エネルギー」は初耳でした!暗黒!エネルギー!

「宇宙は、人間がまだ観測できない謎のエネルギーで満たされている(のではないか?)」ということがわかったそうで、つまり、「わからない」がわかった、みたいな話で……。

 

夢があるなあ~~。

 

それで、その本の著者の方をTwitterでフォローしてみたんです。

そしたら、ある事件に対して「その犯罪を犯した少年らに未来を与える必要はない」という趣旨のツイートをしているのを見つけました。

 

どうして、少年法があるのか。その理念だとか、考え方っていうのは、この人は全然知らないのだ!と目から鱗が落ちました。

その著者の方は、とっても頭がよい。それは本を読んでいてバッキバキに伝わってきた。

頭がよい人は、いろんな方面の事柄に対して深い理解があるのかと、勝手に思っていた。でも、(たぶん)そうではなかった。少なくとも、少年法の考え方に対しては、あくまで「何にも知らない人」なんだ……。

 

こんなに頭のいい人でも、全然知らないことがあるんだ。という、シンプルな事実に結構びっくりしたのでした。

 

だから、何一つ極めることができてない、馬鹿一般人の私は、もっともっと知らなくちゃいけないな、と思いました。

あんまり本を読むのは得意ではないけど、本を読んで、書いた人のことも知って、たくさんの考え方を学ばないといけない。

 

……とはいえ、全部推測でしかないんですけどね。

少年法の現在の理念を理解したうえで、あのような発言をしているのかもしれないです。

 

「どうすれば世の中はよくなるのか?」という問いはとっても難しい。

 

司法に任せておけないから、ということなのだと思いますが、加害者を特定して攻撃しようとする人々がいますよね。それは、「私刑」になると思うのですが……。

法の役割は、「罰」なのだと考えると、被害者感情的に物足りなく思うのはよくわかります。

あと、人は「叩いていいものをいじめる」のが好きですよね。人を叩くことは悪いことだから普段やっちゃいけないけど、相手が悪人だったら、叩いていい。しかも、自分は善人のままでいられる(本当に?)。

インターネットのせいなのかな。不況のせいなのかな。わからんけど、「怒り」が人々の娯楽になっています。

 

「悪いことをした人間は、ひどい目に遭うべきだ。」

……という考えの根源は、どこにあるのでしょう。小さいころに聞かされた、童話がルーツだったりして……。

『はなさかじいさん』とか、『こぶとりじいさん』とか……。

 

やっぱりインターネットは人類に早すぎたな。

なんだか暗い気持ちになってきました。

 

ちなみに、念のため書いておきますが、今巷を賑わせているいじめ事件の加害者を支持するつもりは毛頭ありません。

彼らのような残酷な子どもたちがなぜ誕生してしまったのか。そこに至るまでの経緯を調べて、大人にできること、子どもにできることで、これからの世の中に寄与していく必要があります。本当に残念だけど、時を戻すことはできないので……。

この現状を、今から少しでもいい方向に導くには、法律以外のアプローチが必要なのだろうと思います。反省をしていない子どもたちに罰を与えても意味がないですから……(法律の役割を、「危険分子を社会から排除・隔離すること」だとするなら話は別)。

 

嫌なやつのことなんて、理解しないで突き放したいですよね。

正直、お前が死ねばいいのになって思いますよね。

そこを、歯を食いしばって、理解してみようとする姿勢を。

……自身の健康が損なわれない程度に……持ちたいところです。

 

では、おやすみなさい……。