「平和だなあ」と思っていたら、9月になってしまいました。
特に書きたいことがなかったのです。
新しくお仕事を始める予定でしたが、職場に窓がなく換気が難しいため、新型コロナウィルスの感染拡大が落ち着くまで就労が延期となりました。
贅沢な悩みだと分かってはいますが、暇だ…………。
(在宅勤務をするにも、スタートアップのために最初は出勤する必要があるとのことで延期となっております)
一体何をして過ごしているかというと。
大学受験の時にプレイを諦めたゲームを続々クリアしております。
まさか、大人になってからこんなボーナスタイムが発生するとは。
高校3年生の時、「このままだと大変なことになる」という焦りだけはイッチョマエにあって、インターネットの接続を切り、ゲーム禁止令を自らに課しました。私は、楽な方へ、楽しい方へ、自堕落な方へ落ちていく人間なので……。
その時に諦めたゲームたち。「プレイしてよかった」と言える作品ばかりで、本当に境遇に感謝しております。
仕事始まる前に、もっとやっておかなくては………。
ただ、ゲームをすると光が強すぎるのか集中しすぎなのか、頭痛がひどいんですよね。
子供の時、頭痛持ちだったのはゲームのせいかもしれない。
美容室で、ちょっとだけ肩を揉んでもらえるサービスがあるのだけど、スタッフさんに「だいぶ凝ってますよ〜〜」(お辛いですよね、のニュアンス)と言われても、なんも言えない。
だってこれ、絶対テレビゲームのせいなんです………。
同情していただくほどの人間じゃないんです私……。
あと、漫画もよく読んでいます。
トキメキが欲しいな〜と思って少女漫画を探すのですが、なかなか気にいるものがなくて。
『少女漫画に求める条件』を書き出して整理してみたところ……、「あっ、やっぱり自分ってめんどくさい奴なんだ!」と再確認。
以下、少女漫画にお願いしたいこと。
①モブの人々は馬鹿すぎないでほしい
(低俗すぎる行動でもって、主人公たちの障壁にならないでほしい)
②大人と学生が交際しないでほしい
(保護対象であるコドモと恋愛すんじゃねぇ!という怒りが湧いてしまい、全然感情移入できない)
③「好意あり」の状態で物語スタートしないでほしい
(どうやって好きになったのか、から読みたい)
④誰もが好きになるようなイケメンが冴えない女を好きになる場合、相応の理由を用意してほしい
(ふとした瞬間の笑顔がかわいい、程度の理由ででイケメンを惚れさせるなら、その女は「冴えない女」ではない)
⑤「冴えない女」は、本当に冴えない女として描いて欲しい
(笑顔が下手、程度の理由で周囲から孤立しないでほしい。もっとちゃんと冴えなくあってくれ)
以上
なんかねー、誰もが認めるイケメェン!みたいな男の子が、冴えない女の子、パッとしない子、を好きになる……というシチュエーションに対して、私は異常に厳しいらしいことがわかった。
あんまりにも現実離れしていると、気持ちが冷めてしまって、お話に興味が持てない。
あと、「学校イチのイケメン」設定とか、「イケメン四天王」みたいに、モブの人々が騒ぎ立てているっていうのも私にとっては地雷ですね。
そうなると、そんな話題の男の子たちが主人公のことを好きになる「ちゃんとした理由」のハードルが上がってしまいます(私の中で)。
そんなに人気の男の子たちなら、魅力的な女の子もたくさん周りにいるでしょう!
その中から!選ぶんだぞ!
それなりの!理由を!用意できんのかいって話なんですよ!
それから、相手の男の子について、「顔がいい」っていう設定、ものすごく多いんですけど、必要かなぁ?とも思います。
つまり、私は、「イケメンの彼女になれちゃう話」じゃなくて、「人間が惹かれ合う過程」が読みたいのです。
まあ漫画の楽しみ方は人それぞれですのでね、単純にシチュエーションを楽しみたい、という人も多いのでしょう。
前に、友人にこの話(イケメンが冴えない女を好きになる話が多すぎる)をしたら、「だって夢があるじゃん!」と言われた。
そうか。夢か……。
夢は、大事だ。
あとあと、少年誌、男性誌に載ってる恋愛系の漫画だと、
「この女の子のことが気になる!」のきっかけが、下着が見えちゃうとか、胸が大きいとかだったりしてね…。
性欲と恋する気持ちがごっちゃになってて、興味深くもあり、たまに不快だなって感じるものもあります。
(ルックスが男性にとって魅力的というだけで、性的イタズラに巻き込まれたり、男性同士の会話で引き合いに出されたりと、散々な目に遭う。ヒロインの女の子について、「どうして、ただ存在しているだけでこんな目に遭わなきゃいけないの」と悲しい気持ちになってくる)
一方で、少女漫画も、男の子に求める性的魅力が「顔がいい」「背が高い」「頭がいい(学力高い)」なだけで、やってることは同じなんだろうとは思います。見ているところが違うだけで、本質は一緒と言いますか……。
そんなわけで、私は常に自分好みの恋愛漫画に飢えています。
「これは素晴らしい!」と思える作品に出会えた時、本当にラッキーだなと思います。
作家さんにお金が届きますように、と願いながら漫画を購入しております。
おわり